ポペットくん4号には図面があるため、複製が可能です。しかもサイズも自由自在。ふと、ちっちゃな操り人形を作ったらどうだろう、と考えたのです。思い立ったら即実行。展開図をちょうど1/4サイズに縮小すると、A4用紙にピッタ入り入ったので、「これは行ける!」と、早速作ってみました。
展開図はこちらからダウンロードできます。
要はやはり胴串(どぐし)
小さく作ると、簡単な機構で、力を加えずに(むしろ優しく)操作することができます。身近な材料で、誰でも量産できるような作り方を想定し、「胴串には割り箸だ!」と直感しました。箸の一方をスライドさせることで首がうなずく機構を考えました。これは、ガンプラの稼動・変型機構のようなものですね。
割り箸は100均などで買える一般的なものを使いました。
カッターなどを使って綺麗に割ったら、片方を上下ひっくり返し、もともと加工されている背中同士をすり合わせて使います。
スチレンボード(3mm厚)に穴を開けたもので両側から挟み、うなずく機構にします。
両方の箸の端に穴を開け、爪楊枝を刺します。
動きはんな感じになります。
ペーパークラフトとして
胴串さえできれば、あとはチャッチャカ組み立てていくだけ。ポペットくんミニは搬送は考えていません。全てのりづけで組み立てて行きます。
まずは頭から。
胴串にくっつけて動かしてみると・・・。
もう、ゴールは見えました。
次は胴体です。
胴串の肩の位置に胴体を支える出っ張りをつけ、そこに胴体を乗せる構造です。
胴体と腕のつなぎの部分にはとりあえず糸を使いました。爪楊枝の頭の部分を留め具に使っています。ここは最終的には、本のしおりに使われている板状の紐にしました。10mmくらいの長さをとって、両端をコブ結びにします。
胴串に胴体をつけるとこんな感じ。首の長さによって、大人/子供の印象を調整することができます。
手はポペットくん4号と同様、ただのキューブ。手を操作するための棒の取り付けは、ちょっとだけ凝っています(下図参照)。手首を様々に動かすためには、上下と回転のための機構が必要なのです。
足の取り付けはこのような方法で。取り付けるとこんな感じ。
目と耳をつけて。(みんなから、鼻は?と聞かれるが、そこは、まぁ・・・)
完成です。色々遊べそうです。